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HASSELBLAD X2D 100C のお話





<   撮影機材  HASSELBLD X2D 100C XCD 45mm f3.5   >





今日の写真は 夕暮れの葉山マリーナで撮ったものです。

逆光で空に露出を合わせたので、

実際の明るさよりはかなりアンダーの仕上がりになって、ヨットはシルエットになっています。


まぁ、こんな感じの写真はよく撮られている写真なので、今更どぉっていう事でもないのですが・・・



実は、今日のブログの主役はこの写真を撮ったカメラです。

私にしては珍しく、機材のお話をします。



このカメラは 前モデルのX1D50C, X2D50Cの後継機として、 HSSELBLADから 昨年の9月に発売になりました。


1億画素センサー、5軸7段IBIS (ボディ内手振れ補正) というのがキャッチコピーだったのですが、

正直そのどちらにも、私はそれほどの魅力を感じられないでいて

しばらく関心が向かなかったカメラです。


けれど、しばらくしてX2D 100Cで撮られた写真がネット上にアップされ始めると

ん? と思うようになりました。


Hasselbladらしい濃厚で鮮やかな色も、本当にクリアで雑味のない透明感も

繊細で緻密なのに決してぎすぎすしていない描写も

これまでのハッセルの表現を遥かに超えている気がしたのです。


20年位前かしら・・・テレビが大画面のハイビジョンになって、その時に受けた衝撃にちょっと似てる。

(ハイビジョンなんて大昔だけど、私は4Kになった時よりハイビジョンの時の方が衝撃的だったから(笑))


それで、結局は誘惑に負けて (笑)、アイテムに加えることになってしまいました。 



まだまだ私自身持ち出す機会も少なくて、使いこなせていない状態ですけれど、

もしご興味があるようでしたら、

ハッセルのホームページのイメージギャラリーをご覧になっていただけるといいかと思います。



因みに、私のブログの2月2日の記事「瓶の中に見つけた世界」もこのカメラで撮影しています。

この「瓶の中に見つけた世界」も、↑の写真と同じにRawで撮影してほぼオリジナルです。

少しだけコントラストを上げたくらい。

本当に、このカメラの光を捉える力には圧倒されるものがあるのです。




そして実際に使ってみていくうちに

1億画素中判のセンサーに読み込まれる情報量というのが、大変なものだということに気付きました。



という訳で百聞は一見に如かず・・・・


今日↑にアップした私の写真ですけれど、黒潰れしている部分にどれだけの情報が実は隠されているか

Lightroomで潰れた部分の露出をぐ~っと持ち上げてみましょう。



それが、↓の写真





本当に、同じ写真ですよ。

えっ、マジ? って思っちゃいませんか?



↑の最初の画像は、Rawで撮影していますが、ほとんどレタッチせずにjpg現像したデフォルト画像です。

だから、黒く潰れた部分にはあまり情報は読み込まれていないだろうと思っていたのです。

ところが、予想とは大きく違う結果になりました。


実験的に雑に暗部の露出を上げただけなので、あまり綺麗な仕上がりではありませんが

もう少し丁寧にレタッチしたら、もっとそれらしくまとまるかなと思います。



デジタルになって、写真の観念がどんどん変わっていってしまうのだなと、少しショックでした。


ポジフィルムで一発勝負で撮っていた時は、

現場で露出に失敗したら、ラボで「お願い最大限に覆い焼きしてみて」って懇願しても、

それほどまでには潰れた部分は回復してきませんでしたから・・・


失敗しないようにドキドキしながら設定を考えて、緊張しながらシャッターを押していたあの頃には

確かに何物にも代えがたい楽しさがありましたし、

それこそが写真の醍醐味みたいな感覚が私の中には残っているのです。


でも、今こうして無限に拡大できる作品の振り幅、それに対する期待感には底知れないものがあって、

実際、この莫大なデータをどう生かしていくかという具体的なプランがあるわけではないのに

今からなんだかワクワクしています。


少なくとも、設定間違いからの挽回は十分にいけそうですね。

でも、この性能、設定ミスの挽回だけに使うのにはあまりにも役不足です。


どう作品作りに活かせていけるか・・・そこが思案のしどころです。

どなたか、「このデータをこんな風に使ったら作品作りに活かせるかも」というようなご意見があったら

聞かせていただけるとありがたいです。




最後に、X2D100Cの優れた点を、もう一つお伝えしますね。


あまり期待していなかった

5軸7段ボディ内手ブレ補正という機能が、思いのほか力を発揮しました。

非力な私でも、1/6秒まで手持ち撮影でびくともブレません。

膨大な画素数のセンサーをフルに利用するにあたっては、必要不可欠の機能だったのだと認識しました。


hasselbladのカメラは昔から大きくて重たくて、三脚使用が前提みたいなところがあって、

そのフットワークの悪さが足枷になっていた部分もあるので、

これは大きな改革と言えると思います。


私は今まで手振れ補正のついたカメラを使ったことがなかったこともあって、

ちょっと感動したりしていますが、

本当は、昨今のカメラとしては、これはごく普通なのかもしれませんね。

(LEICA とHASSELBLADが不変の頑固者だっただけかも・・)




もしも、X2D100Cに惹かれているけど7,導入に迷っている方がいらしたら、

かなりの「推しカメラ」と思います。

多分、無限に可能性が広がります。




ただ、907XとX2D100Cどちらがいいいですか?ということになると、かなり難しいです。


907Xには残念ながら手振れ補正が付いていないので、

時々ですが現像してみたらちょっとブレていたということがあります。

X2D100Cのセンサーが生み出す画像を見てしまうと、

907Xの画像に少し見劣りするような印象を持つかもしれません。


それでも、907Xの独特のフォルムの可愛らしさはどうしたって捨てがたく

この迷いは、M型LEICAとLEICA SLで迷う時の気持ちに少し似ているかもしれません。


結局、私自身も出かける時にどちらを持ち出すか、毎回ものすごく悩んじゃうので、

本当に好みの問題ということになるのかな?


完全合理主義になるか、性能は少し劣るけどスタイルやカメラへの愛着度を優先するか・・


きっと、写真をやらない人には究極にどうでもいい話題なのかもしれないですけれど。















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