< 撮影機材 Hasselblad X2D 100C Hasselblad XCD 38mm f2.5 >
やっと行ってきました。 念願の「熊のすべり台」の滝です。
紅葉の時期を狙っていたのですが、一歩出遅れてしまいました。
今年は一気に寒くなったのと、私が訪れた日の前々日と前日と二日続けて嵐のような大風が吹いて、
あらかた木の葉が散ってしまった・・・・(;_;)
本当に、桜の時期と紅葉の最盛期はあっという間で、なかなかタイミングが難しいです。
さて、「熊のすべり台」はその名の通り大きな一枚岩の滝で、
本当にすべり台になりそうなくらいつるつるとなだらかな流れです。
子熊が遊んでいたりすると面白いですけど・・・実際には、熊が遊んでいるところに出会うのは真っ平ごめんです。(笑)
この秋の東北地方は熊の目撃情報があまりにも多くて、本当に緊張した撮影旅行でした。
滝には山道から急な鉄梯子を降りるのですが、梯子の下はもう流れの中で、びちゃびちゃなので、
もし行ってみたい方がいらしたら、長靴は必須です。
私の一押しの長靴は野鳥の会の長靴。
膝までの長さがあるので、浅い川ならじゃぶじゃぶ入っていけます。 川だけでなく、朝露に濡れた藪の中でも、砂浜でも重宝します。
材質が柔らかいので、丸めて車のトランクに入れても場所を取りません。
滝のある方の川は ”鳥首川” といいますが、
左奥から流れてきているのは ”黒土川” という川です。
ちょうどこの ”熊のすべり台” が二つの川の合流地点なんですね。
鳥首川は黒土川に流れ落ちて吸収合併される形で、この先は黒土川として流れていきます。
二つの川が合流した黒土川は、少し大きな流れになります。
今はゆったり流れていますが、大きな石がごろごろあるので、雨の日には急流になるのかもしれません。
そして、この流れは、もう少し先の滝で、阿武隈川の源流と合流して、阿武隈川の本流となります。
雄大な大きな川も、山奥の小さな川や滝から次第に成長していくのですね。
黒土川と阿武隈川源流の合流地点も本当に美しいところでした。
こちらは、次回に掲載しますね。
鉄梯子を降りて、最初に出会う「熊のすべり台」の表情はこんな感じ。
わかります? 夥しい落葉・・・・・
1週間前に訪れていたら、滝の上が真っ赤な紅葉で彩られていたのだと思います。
これは・・・・来年、リベンジするしかないですね。
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